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NOKTONレンズで開放0.9を楽しもう!

コシナの富士フイルムXマウント用交換レンズ「フォクトレンダー NOKTON 35mm F0.9 Aspherical」がAPEX RENTALSに入荷しました。
開放F0.9の完全マニュアルフォーカスレンズだなんて、間違いなく富士フイルム最推し担当こと私の出番ではないでしょうか!?

今回もFUJIFILM X-T5を持ち出して、さまざまなフィルムシミュレーションを使用しながら、この明るいF0.9レンズを使い倒していきます!!

超大口径の不安を払拭するフォーカシングと描写

クラシックネガ/F0.9 SS1/500 ISO125
クラシックネガ
 F0.9 SS1/500 ISO125 
クラシックネガ/F0.9 SS1/400 ISO125
クラシックネガ
 F0.9 SS1/400 ISO125 

使ってみてすぐに感じたのはフォーカスリングのスムーズさ。
F0,9の浅すぎるピントへの心配も吹っ飛ぶレベル。
流石完全マニュアルフォーカスレンズです。 もちろん絞りリングもスムーズで快適です。

Velvia/ビビット/F0.9 SS1/250 ISO160
Velvia/ビビット
 F0.9 SS1/250 ISO160 
Velvia/ビビット/F0.9 SS1/250 ISO200
Velvia/ビビット
 F0.9 SS1/250 ISO200 

照明の少ない夜道のスナップ撮影でも、F0.9は大活躍。ISO感度をある程度抑えた状態で、動く人をピタリと簡単に止めてくれます。

ACROS/F0.9 SS1/250 ISO800
ACROS
 F0.9 SS1/250 ISO800 
ACROS/F0.9 SS1/500 ISO1000
ACROS
 F0.9 SS1/500 ISO1000 

太陽が強く射し込む日中では、F0.9で撮影すると白飛びしてしまいます。
それを防ぐにはNDフィルターを使ったり、拡張ISO感度を使ってシャッタースピードを上げたりする必要がありますが、今回は、X-T5の機能「シャッタースピード1/180000」もの超速電子シャッターを使用して撮影しました。

ETERNE/シネマ/F0.9 SS1/16000 ISO125
ETERNE/シネマ
 F0.9 SS1/16000 ISO125 
ACROS/F0.9 SS1/180000 ISO125
ACROS
 F0.9 SS1/180000 ISO125 

味わい深い逆光描写

逆光撮影ではフレアやゴーストが出ますが不快な出方ではなく、オールドレンズで撮影したような味がある出方をしてくれます。
逆光撮影時の柔らかい光は自然で本当に綺麗で、おすすめです。

クラシッククローム/F0.9 SS1/32000 ISO125
クラシッククローム
 F0.9 SS1/32000 ISO125 
PRO Neg. Hi/F0.9 SS1/3800 ISO125
PRO Neg. Hi
 F0.9 SS1/3800 ISO125 
PRO Neg. Hi/F0.9 SS1/8000 ISO125
PRO Neg. Hi
 F0.9 SS1/8000 ISO125 

テーブルフォトにもおすすめ

フィルムシュミレーションと強めのボケ味を組み合わせれば、普通のカフェ写真もおしゃれで雰囲気満載なものに大変身してくれます。

NOSTALGIC Neg. Hi/F0.9 SS1/125 ISO160
NOSTALGIC Neg.
 F0.9 SS1/125 ISO160 
PRO Neg. Hi/F2 SS1/100 ISO800
PRO Neg. Hi
 F2 SS1/100 ISO800 
NOSTALGIC Neg./F0.9 SS1/125 ISO160
NOSTALGIC Neg.
 F0.9 SS1/125 ISO160 

その他作例

ここからは開放F0.9のボケ味をひたすら楽しんだだけの写真です。

PRO Neg. Hi/F0.9 SS1/250 ISO125
PRO Neg. Hi
 F0.9 SS1/250 ISO125 
Velvia/ビビット/F0.9 SS1/250 ISO125
Velvia/ビビット
 F0.9 SS1/250 ISO125 
NOSTALGIC Neg./F0.9 SS1/125 ISO125
NOSTALGIC Neg.
 F0.9 SS1/125 ISO125 
クラシックネガ/F0.9 SS1/26000 ISO125
クラシックネガ
 F0.9 SS1/26000 ISO125 
Velvia/ビビット/F0.9 SS1/250 ISO200
Velvia/ビビット
 F0.9 SS1/250 ISO200 
クラシッククローム/F0.9 SS1/40000 ISO125
クラシッククローム
 F0.9 SS1/40000 ISO125 

光芒・玉ボケについて

夜景撮影なので重要な光芒。
NOKTON 35mm F0.9 Asphericaは他レンズより光芒が出やすく感じました。



 F0.9 SS1/125 ISO400 


 F1.8 SS1/125 ISO640 

拡大した画像からもわかるように、F1.8で中心周辺に割としっかりした光芒が出ています。
絞り自体は浅いためボケはしっか残ったまま、光芒が出る描写は斬新で面白いです。

玉ボケは開放だと口径食が若干出ます。



 F0.9 SS1/125 ISO400 

絞ると少し角張ります。



 F1.6 SS1/125 ISO800 

サイズ感について

開放F0.9なだけあってAPS-Cレンズでも重量感と高級感がしっかりとあります。
レンズキャップやフードを含まない状態での重さ492gはそれなりにずっしりくる重さです。

ただ画像を見てわかるように重量があってもサイズ自体はそこまで大きくないため、カメラを常に片手に持った状態で街中の撮影を楽しむことが出来ました。

まとめ

フレアやゴーストを出して楽しむもよし。
解像感の高い描写や開放0.9のボケ味を楽しむのもよし。
NOKTON 35mm F0.9 Asphericaは遊び心満載で表現力の豊かなレンズで、何よりフィルムシミュレーションとの相性が抜群!富士フイルムユーザーにはぜひ使ってもらいたいレンズです。

購入するにはちょっと高いので、気になった方は1度レンタルで試してみてはいかがでしょうか。

フォクトレンダー NOKTON 35mm F0.9 Aspherical(富士フイルムXマウント)
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FUJIFILM X-T5
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