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SEL24F28G / SEL40F25G / SEL50F25G ソニー新作Gレンズ3本を使ってみたよ|APEXレンタル

ソニーGレンズ3本 SEL24F28G / SEL40F25G / SEL50F25G を使ってみたよ

今月は、2021年4月下旬に発売されたばかりのソニーEマウント用、小型軽量設計の単焦点レンズ3種「SEL24F28G(FE 24mm F2.8 G)」「SEL40F25G(FE 40mm F2.5 G)」「SEL50F25G(FE 50mm F2.5 G)」をご紹介したいと思います。

α6600(24mm)、α7III(40mm)、α7C(50mm)とそれぞれ装着したところです。どのカメラにもマッチしていてスッゴくカッコいいです!


ところでカメラやレンズは「大は小を兼ねる」の代表格で、小型軽量は何かを犠牲にしている、といったイメージが私には強くあります。
その犠牲になった分を自身が許容できるかどうかで、満足度や売却せずに使い続けるかどうかにつながると思います。
しかしながら、最近はソニーα7Cであったり、シグマFPであったり、小型ながら性能を妥協しないカメラが登場し、この悪いイメージは払しょくされつつあるのも事実です。
果たしてこの3本の小型軽量レンズは、描写を妥協していないレンズになっているでしょうか!?
今回の記事では、そういった点を念頭に入れて写真を撮ってみました。

実は私自身、発売前からかなりに気なっていたモノでして…いつもよりちょっと甘めの評価になってしまうかもです。

3本のレンズを比較してみよう

この3本のレンズですが、フィルター径はΦ49mmで同じ最大径も68mmで同じ長さも45mmで同じです。
異なるのは質量で、SEL24F28G(FE 24mm F2.8 G)は162g、SEL40F25G(FE 40mm F2.5 G)は173g、SEL50F25G(FE 50mm F2.5 G)は174gで、わずかな差しかありません。
盲牌ならぬ盲レンズで分別できる人がいたら、Eレンズマイスターに違いありません。

見た目もほぼ同じ…なんですが、実はレンズフードが24mmだけ異なります。

画角の違いをチェックしてみましょう。下の画像は拡大できます。

24mmは三脚に載せて撮影しましたが、40mmと50mmは直置きで撮影したので若干のずれはあると思います。
40mmと50mmは木々の写真だと違いがあまり感じられないかもしれません。

SEL50F25G(FE 50mm F2.5 G)

まずは標準レンズの王道、50mmから。
ほぼ無加工なjpgですが、明暗もつぶれることなく描写されていると思います。


開放F2.5

少し絞ってF4

F2.5ってどうなんだろう?と感じていましたが、なんてことはありません、十二分にボケ味を楽しめます。
本レンズは0.35m(MF時は0.31m)まで寄れますので、被写体にぐっと寄ったアングルで撮影すればさらにボケボケになります。
ただし玉ボケについてはそこまできれいではないと思います。
参考までに、トリミングした写真ですが、どうぞ。

SEL50F25Gの競合レンズについて

APEXレンタルで取り扱いのある50mm付近の単焦点レンズは以下の3本です。

  • SEL50F12GM( FE 50mm F1.2 GM )
  • SEL50F14Z( Planar T* FE 50mm F1.4 ZA )
  • SEL55F18Z( Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA )

いずれもSEL50F25Gより高価なレンズで明るいレンズです。ボケ味や解像感ではかなわないことも多くなりますが、SEL50F25Gはこの中で唯一威圧感の無いレンズサイズですので、ニーズによっては十二分に選択の余地がある1本になると思います。

価格帯で見るとSEL55F18Zが一番近くなりますが、性能の1つである最短撮影距離が大きく異なります。
SEL55F18Zは0.5mまでしか寄れませんので、SEL50F25Gとは撮影に臨むスタンスがやや違ってくるでしょう。

SEL40F25G(FE 40mm F2.5 G)

続いて40mmです。
50mmがあるのになぜ40mmをラインナップ?と思われた方も多いことでしょうが、実は私、40mm大好きなんですよ。
50mmだとちょっと長すぎる、かといって35mmだと平凡すぎる、という感覚なんです。
こんな考えの方が、ソニーの開発陣の中にもきっといらっしゃったのでしょう。(メーカーは異なりますが、キヤノンのEF17-40mm F4L USMも大好きでした)


F8

開放F2.5

F5.6

広角のような標準のような画角です。
近づけばボケも楽しめて、離れれば建物も撮れます。
良く言うと、日常スナップにも人物撮影にも使えるまさに「イイトコ取り」、
悪く言うと、微妙な撮影域で「どっちつかず」という印象でしょうか。

普段、被写体を切り取ったような写真を撮られる方は、少し近づけば似たようにこなせますが、広角で全体像を写している方には、次の24mm、ないしは35mmのレンズを選ぶ方がいいかもしれません。

SEL40F25Gの競合レンズについて

APEXレンタルで取り扱いのある40mm付近の単焦点レンズは、以下のように5本もあります。

  • SEL35F14GM( FE 35mm F1.4 GM )
  • SEL35F14Z( Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA )
  • SEL35F28Z( Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA )
  • SEL35F18F( FE 35mm F1.8 )
  • Batis 2/40 CF

40mmで競合するのはBatis 40mm。SEL40F25Gとの違いはブランド違いによる色のりやシャープさでしょうか。
もちろん価格がほぼ倍違うので一概な比較はできませんが、Batisも比較的軽量のレンズになりますので、予算が許される方は比較対象にして良い1本だと思います。

その他、SEL35F28Zはより小さく軽く、ただし寄れない、SEL35F18Fはやや大きく重く、やや寄れる、といった違いがあります。
どちらもSEL40F25Gより安い(2021年5月時点)ので、40mmという希少性のある絶妙な焦点距離と、小型軽量に価値を見出せる方以外は、ぶっちゃけSEL40F25Gを選ぶ理由は、ほとんど無いのかもしれません。私は好きなんですけどね(2回目)。

ただし、35mmは当たり前ですが40mmよりも「広角側」のレンズになるため、特に接写気味の撮影では被写体が「ゆがむ」こともあります。40mmはそれに比べると「ゆがみにくい」ため、あまり意識しないで良いところは利点だと思います。

SEL24F28G(FE 24mm F2.8 G)

最後に24mmです。
50mmと同じ王道なので、気軽に撮影できるのが良いですね。


F7.1

開放F2.8

開放F2.8

F11

特長は何と言っても18cmまで寄れるという点でしょう(MF時)!
被写体に近づいて遠近感を強調することで、普段とは違った面白くてダイナミックな写真が撮れます。
ぜひチャレンジしてみてください。

他のレンズと比べて言葉少ないのはほとんど使えずに手放しているからですすいません。

SEL24F28Gの競合レンズについて

APEXレンタルで取り扱いのある24mmに近い焦点距離の単焦点レンズは、以下4本です。

  • SEL20F18G( FE 20mm F1.8 G )
  • SEL24F14GM( FE 24mm F1.4 GM )
  • Batis 2/25
  • SEL28F20( FE 28mm F2 )

SEL24F14GM以外は比較的小型軽量と言えるレンズで、それぞれ特長がしっかりしていますので、広角レンズを1本だけ選べ!となると、やや…いやめちゃくちゃ迷うレベルです。
SEL20F18Gはちょっと高価ですが寄れるし使いやすいレンズです。
Batisも高価でやや大きめですが、ツァイスの味を知っているからか、投資するだけの価値があると断言できます。
SEL28F20はこれだけだと少し弱いですが、コンバーターを付けて遊べるため、コンバーター込みならおすすめ度は跳ね上がります。

いろいろ悩みましたがSEL24F28Gを選ぶか否かは、やはり小型軽量をどれだけ重視するかによる気がします。
例えばいつも持ち歩くからとか、山へ持って行くから軽いほうが正義、という方は、SEL24F28Gを選んでも後悔することは無いでしょう。

最後に

短期間ですが3本試用してみた感想は、変な言い方ですけど「普通に使えるレンズ」でした。
造りもしっかりしているので所有欲も満たされる、さすがGレンズ単焦点、といったところでしょうか?

もちろん10万円20万円を超える高級レンズの描写には、悪環境での撮影になればなるほど勝てないでしょう。
けど今回ご紹介したレンズは、彼ら高級レンズにはない小さくて軽いという絶対に負けない性能を持っています。
気負いたくない、気楽に写真を撮って楽しみたい、というライトな方々にとっては、救世主な1本、いや3本だと思います。

使ってみたいという方は、お試しでレンタルはいかがでしょうか?以下のリンクより商品ページへどうぞ!