XF10-24mmF4 R OISでフィルムシミュレーションを楽しもう

フジノンレンズ 第3弾です。
今回は広角のフジノンレンズ XF10-24mmF4 R OISのレビューをしようと思います。

第1弾はこちら
FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR with X-Pro2

第2弾はこちら
フジノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRで飛行機を撮影!

小型軽量で日常使用にもピッタリ

最初は簡単な仕様とサイズの確認からいきましょう。
XF10-24mmF4 R OIS は、
 ・35mm判換算15-36mm相当の広角範囲をカバー
 ・最短撮影距離が24cm
 ・小型で持ち運びしやすい
 ・手ぶれ補正まで搭載
 ・AFスピードもしっかり速い
 ・日常の狭い空間でのスナップ撮影や迫力ある風景撮影などにも最適
つまりなんでもどんとこいの広角ズームレンズになります。
※Xマウントのミラーレス一眼には、APS-Cサイズしかありません※

サイズの比較画像は、左から広角ズーム、標準ズーム、中望遠ズーム、望遠ズームとなっています。左端の1番小さなレンズがXF10-24mmF4 R OISです。

マイカメラX-Pro2とセットで持つとこんな感じになります。

画像を見て分かる通り、XF10-24mmF4 R OISはズームレンズとしては小さめです。
おまけにズームしても全長が伸びない優れもので、邪魔にならない程度に大きめの花形フードが、しっかり遮光もしてくれます。

しかし筆者の定番スタイル、ハンドストラップでカメラを片手持ちしての撮影はさすがに厳しいサイズ感・・・残念ですが、今回はネックストラップを使用して、ひたすらXF10-24mmF4 R OISを使い倒したいと思います。

富士フィルムならではのフィルムシュミレーション

もちろん今回もフィルムシュミレーションをどんどん使っていきます。
前ブログではサラッと流して説明してしまったので、今回はフィルムシュミレーションの比較にも軽くチャンレンジしてみたいと思います。
※フィルムシュミレーションについて知りたい方は前回のブログも参考にしてください※
前ブログへリンク

下表は各フィルムシミュレーションの階調と彩度をまとめたものです。表の上に行くほど階調が硬くなり、表の右に行くほど彩度が高くなります。

フィルムシミュレーション比較

比較してみると、色味・階調・コントラストがかなり違うことがわかりますね!
個人的には鮮やかな発色のVelviaの使用頻度が1番多く好きですが、こうして比較すると正反対のASTIAのソフトな階調も良く見えてきます。
モノクロとACROSの違いはこのサイズではわかりにくいかもしれないですが、大きいサイズで見ると階調や質感がACROSの方が圧倒的に良く見えます。

作例をピックアップ

ではここから本格的に撮影にはいってきましよう!撮影の季節にばらつきがありますが、レンズを使い倒した証なのでご了承ください。

どこまでも続くまっすぐな道は広角レンズに最適な被写体です。広角レンズならではの奥行きが感じられます。

フィルムシュミレーション:Velvia 、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/1000秒、ISO:200、焦点距離:10mm

新宿の地下撮影にはフィルムシュミレーションACROSがしっくりきます。広角レンズでは気になる歪曲も自動補正されてほとんど気になりませんでした。

フィルムシュミレーション:ACROS、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/60秒、ISO:200、焦点距離:10mm

次は夕日と朝日の写真を続けて1枚ずつ。落ちる瞬間の夕日は、発色をおさえて、暗部のコントラストを高めるフィルムシュミレーションのCLASSIC CHROMEがぴったりきますね。

フィルムシュミレーション:CLASSIC CHROME、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F22、 シャッタースピード:1/125秒、ISO:400、焦点距:10mm

定番の海からの朝日。メリハリある階調でやや鮮やか色彩になるPRO Neg.Hiを使用。

通常ポートレートに適したネガフィルムモードのフィルムシミレーションですが、ネガフィルム好きとしては、風景撮影にもじゃんじゃん使いたいところです。
富士フィルム独自のレンズ表面の多層コーティング処理のおかげか、直接太陽に向けてもゴースト、フレアー等まったく気になりません。

フィルムシュミレーション:PRO Neg.Hi、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F16、 シャッタースピード:1/500秒、ISO:200、焦点距:27mm

先ほどまでは若干暗い雰囲気の写真が続いたので、ここからは明るい雰囲気の写真を多めでいきましょう。明るい雰囲気といえばフィルムシュミレーションVelviaです!

Velviaを使用して、お花を最短撮影距離24cmで撮影したものを3枚続けて。
広角ズームレンズはあまりボケないイメージでしたが、このぐらいボケ味が綺麗に出てくれると使いやすいですね。

フィルムシュミレーション:Velvia/、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/1000秒、ISO:100、焦点距:24mm
フィルムシュミレーション:Velvia、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/60秒、ISO:400、焦点距離:24mm
フィルムシュミレーション:Velvia、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/500秒、ISO:200、焦点距離:24mm

次は渋谷の夜の手持ち撮影の写真を続けて2枚。Velviaの鮮やかな発色とメリハリのある階調は夜景撮影にぴったりです。

フィルムシュミレーション:Velvia、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/100秒、ISO:500、焦点距離:10m

雨の日に撮影。防塵・防滴性能がないのはこのレンズで唯一残念なところです。

フィルムシュミレーション:Velvia、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/1600秒、ISO:500、焦点距離:19mm

ラストは広角ズームを生かして、カフェテーブルでスイーツを撮影。 フィルムシュミレーションは初登場の標準PROVIAです。 PROVIAは癖が一切なく、目で見たままの色味を再現してくれます。

フィルムシュミレーション:PROVIA、使用カメラ:X-Pro2
絞り:F4、 シャッタースピード:1/125秒、ISO:1200、焦点距離:18mm

作例は以上です。春夏秋冬とF10-24mmF4 R OISをひたすら使い倒しました!
XF10-24mmF4 R OISは最短撮影距離が24cmと近いためか、広角ズームなのにも関わらず、寄って撮影することで想像以上にボケ味があり、画面いっぱいに対象物を撮影するという、筆者好みの撮影を思う存分楽しむことができるレンズでした。
広角ズームレンズは単調でつまらないから苦手・・・と勝手に抱いていたイメージを完全に解消してくれた、どんな人にでもゴリ推しできる素晴らしいレンズです!!

まとめ

XF10-24mmF4 R OISは描写力、操作性、サイズ感どれをとっても文句なしのレンズです。
欲を言えば防塵・防滴性能も欲しいところですが、そこを除いても十分実用的で使いやすいレンズです。
注意点としては、絞りリングを回すとカチカチ音がなるので、動画撮影をメインで使う方にはオススメはできません。

XF10-24mmF4 R OISは、単焦点レンズは難しいと感じている初心者の方はもちろん、積極的に広角写真を撮られるプロの方まで、誰でも使いやすいレンズだと思います。
富士ユーザーの方はぜひレンタルしてお試しください!!
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XF10-24mmF4 R OIS
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