【初心者向け】望遠レンズの使い方と選び方|お勧めレンズも紹介
カメラに慣れてきて、より多彩な表現に興味が出てきた方にお勧めしたいのが「望遠レンズ」です。望遠レンズはその名の通り、遠くの被写体の撮影に向いているレンズで、構図を工夫すればダイナミックで印象的な写真を撮影できます。
この記事では、望遠レンズの特徴や基本的な使い方、撮影のコツ、選び方を解説し、カメラ初心者にお勧めの望遠レンズを紹介します。記事を参考に、理想の望遠レンズを探してみましょう。
そもそも望遠レンズとは

望遠レンズとは、35mm判換算で焦点距離が約80mm以上のレンズです。焦点距離135mm程度までは、中望遠レンズと呼ばれることもあります。
レンズの焦点距離が長くなるほど、遠くの被写体を大きく写せます。望遠レンズには遠くの被写体と背景を近くに見せる「圧縮効果」もあり、構図を工夫すればより迫力のある写真の撮影が可能です。
また、望遠レンズは、背景をぼかしたり、狭い画角を生かして被写体をクローズアップしたり、風景の一部を切り取って撮影したりできます。このため、風景の一部を印象的に切り取りたいときや、乗り物・動物など近づきにくい被写体を撮りたいときに適しています。
望遠レンズとは対照的に、背景を広く入れた写真を撮りたい場合は、「広角レンズ」を使います。広角レンズの概要や使い方については、下記関連記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

望遠レンズの基本的な使い方と撮影のコツ

望遠レンズは大きく長く重いものが多いため、手ブレに注意が必要です。しかし現代のレンズにはレンズ内手ブレ補正機構を搭載したモデルが多く存在していますので、手持ち撮影を中心にしたい方はレンズの重さや手ブレ補正の有無をチェックしておきましょう。
どうしても手ブレが心配なら三脚(または一脚)を使うのがお勧めです。三脚を使用する場合は、耐荷重や推奨積載荷重を確認してください。レンズやカメラ本体の合計重量と比較し、余裕を持って支えられる三脚を選びましょう。
三脚座があるレンズの場合は、三脚座に三脚を取り付けましょう。カメラとレンズの重量バランスをとりやすくなります。クイックシュー(三脚への着脱を簡単にするプレート)を使用すれば、三脚への着脱もスムーズです。
浅い被写界深度を生かしてボケを出す
被写界深度は、ピントが合って見える範囲のことです。望遠レンズは被写界深度が浅くなりやすいため、ピントが合って見える範囲が狭く、ボケが出やすいという特徴があります。
被写体にピントを合わせ、周囲をぼかすことで被写体の立体感を強調できます。ポートレートや植物、料理などを撮影する際は、自然なボケを取り入れるのも効果的です。

圧縮効果で構図に迫力を持たせる
望遠レンズならではの圧縮効果を生かせる構図を探してみましょう。
圧縮効果を活用して構図を工夫すれば、手前にあるものと奥にあるものの距離が縮まったように見せられます。背景が迫ってくるような印象を与えることもできるでしょう。主題と背景の位置関係や距離をふまえて、適した焦点距離のレンズを選択することが重要です。


ブレを減らす工夫をする
望遠レンズでは焦点距離が長いため、遠くのものを撮影できる一方、少しの手ブレが写真に大きく影響します。手ブレを抑えるには、シャッタースピードを速めに設定するのがお勧め(1/焦点距離が目安)です。
重く大きいレンズを安定させるために、三脚を使うのもよいでしょう。手ブレ補正効果の高いモデルを選ぶと、より安心して撮影できます。
望遠レンズを選ぶ際の5つのポイント

望遠レンズを選ぶ際は、次の5つのポイントをチェックしましょう。
- 単焦点レンズとズームレンズ
- 焦点距離
- 最短撮影距離
- 撮影をサポートする機能
- 携行性
1.単焦点レンズとズームレンズ
レンズには焦点距離を変更できない単焦点レンズと、焦点距離を変更できるズームレンズの2種類があります。
単焦点レンズはズームレンズと比較して開放F値が小さい、つまり明るいレンズが多く、暗いシーンでも光を多く集められます。開放F値が小さい単焦点レンズは被写界深度を浅くしやすく、ボケを生かした表現が得意で、大胆なボケを出したい方や新しい表現に挑戦したい方にお勧めです。
一方、ズームレンズは焦点距離を変更できるため、1本でさまざまな画角に対応できます。まだ撮りたいものが定まっていない初心者の方や、撮影場所を自由に選べない状況が多い方にお勧めです。
2.焦点距離
望遠レンズは焦点距離によって、一般的に中望遠(約80~135mm)、望遠(約135~300mm)、超望遠(約300mm以上)の3種類に区別されています。焦点距離が長いほど、より遠くのものを大きく写せるのが特徴です。
各レンズは、以下のような撮影に向いています。
中望遠レンズ:ポートレート、スナップ向け
望遠レンズ:スポーツ、動物、運動会向け
超望遠レンズ:飛行機、モータースポーツ、野生動物など遠く離れた被写体向け
撮りたいものや撮りたいイメージに合った焦点距離のレンズを選びましょう。
3.最短撮影距離
カメラがピントを合わせられる最短の距離が「最短撮影距離」です。
最短撮影距離はレンズによって異なりますが、一般的に画角が狭くなる望遠域は、mm数が大きくなるにつれ最短撮影距離は長くなる傾向があります。
最短撮影距離が長くなると、被写体から距離をとって撮影しなければならない(距離が近いとピントが合わない)ため、撮影場所に制限があったり柔軟な撮影を楽しむなら、最短撮影距離が短いものを選ぶのがお勧めです。
4.撮影をサポートする機能
AF(オートフォーカス)機能や手ブレ補正機能などの機能もチェックしましょう。望遠レンズは手ブレしやすいため、特に手ブレ補正機能の性能が良い、比較的新しいモデルを選択するのがお勧めです。
5.携行性
近年は軽量化されたモデルも登場していますが、望遠レンズは大きく重いものも多いため、携行性もチェックしておきましょう。
軽量モデルの中には、開放F値が大きく、暗い場所では光量を確保しにくいものもある点に注意が必要です。こうしたモデルでは、暗いシーンや夜間撮影では、必要に応じてISO感度を上げるなどの調整を行います。携行性と機能性のバランスを見ながら、レンズを選びましょう。
以上をまとめると、望遠レンズはなるべく実機に触れて重さを確認しておきたいところ。もしご自身の行動範囲にレンズが展示されている量販店などが無い場合、レンタルサービスを利用してみるのもお勧めです。
続いての章ではレンタルサービスをご紹介します。
望遠レンズを使ってみたいなら「APEX RENTALS(エイペックスレンタルズ)」がお勧め
望遠レンズの価格帯は数万~数十万円以上と高価なものが多く、使いたいからと言って安易に購入するわけにはいきません。さまざまな望遠レンズを試して、自分に合ったものを選びたいなら、レンズのレンタルサービスを利用するのがお勧めです。
レンタルするには利用料金は必要ですが、レンタルサービスならレンズに触れて撮影することができるため、実際の使用感や扱いやすさを確実に確認できます。
多彩なレンズを取り扱っているAPEX RENTALSは、業界トップクラスのラインナップを誇るカメラ・レンズのレンタルサービスです。
インターネットで簡単に利用予約でき、必要な期間だけ、用途に応じてさまざまなレンズを借りて試すことができます。万一の破損や故障に備えられる補償制度も充実しているため、屋外で使う機会が多い望遠レンズでも安心です。
受け取り方法は2つ。宅配便によるお届けでレンタルを利用する場合は、2泊3日から、レンタル料金3,000円以上の場合は送料無料です(一部地域を除く)。利用開始の前日に機材が届くため、旅行やイベントの前でも余裕を持って準備できます。
店頭でのお受け取りは東京・大阪・名古屋のアクセス良好な店舗にて可能です。こちらは1泊2日からレンタルいただけますので、よりピンポイントに、料金も節約して利用することができます。
初心者でも使いやすいレンタルお勧め望遠レンズ4選
APEX RENTALSで取り扱っている望遠レンズから、各メーカーごとにお勧めを1本ずつ、4種類紹介します。望遠レンズ初心者でも使いこなせるレンズですので、ぜひ果敢にチャレンジしてみてください。
RF100-400mm F5.6-8 IS USM/キヤノン
焦点距離100~400mmに対応した超望遠ズームレンズです。超望遠レンズながら、質量約635gと比較的軽量でコンパクトなため、携行性に優れています。描写性能も高く、手ブレ補正機能も付いているため、初めて望遠レンズに挑戦する方にお勧めのレンズです。
| 期間 | 価格 |
| 1泊2日 | 3,800円 |
| 2泊3日 | 6,460円 |
| 3泊4日 | 7,600円 |
| 4泊から1日 | +760円 |
| 11泊から1日 | +380円 |
※ 2026年9月時点の情報です(税込)
※ 2泊3日以上で発送します。3,000円以上でお届け送料無料(一部地域を除く)
SEL70200G2(FE 70-200mm F4 Macro G OSS II)/ソニー
小型・軽量のデザインと、高い描写性能、操作性を両立させた望遠ズームレンズです。光学式手ブレ補正やオートフォーカス機能など、撮影サポート機能も充実。
ソニーEマウント用の望遠レンズは多彩にありますが、手軽に望遠レンズを試したい方は特にお勧めです。
さらに遠くを撮影したいときは、テレコンバーターを装着して焦点距離を伸ばすとよいでしょう。
| 期間 | 価格 |
| 1泊2日 | 5,400円 |
| 2泊3日 | 9,180円 |
| 3泊4日 | 10,800円 |
| 4泊から1日 | +1,080円 |
| 11泊から1日 | +540円 |
※ 2026年9月時点の情報です(税込)
※ 2泊3日以上で発送します。3,000円以上でお届け送料無料(一部地域を除く)
NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR/ニコン
広角28mmから超望遠400mmまでを幅広くカバーできる万能ズームレンズです。遠景だけでなく広い画角にも、この1本でさまざまなシーンに対応できるのため、運動会などの撮影にもお勧めです。
| 期間 | 価格 |
| 1泊2日 | 5,800円 |
| 2泊3日 | 9,860円 |
| 3泊4日 | 11,600円 |
| 4泊から1日 | +1,160円 |
| 11泊から1日 | +580円 |
※ 2026年9月時点の情報です(税込)
※ 2泊3日以上で発送します。3,000円以上でお届け送料無料(一部地域を除く)

XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR/富士フイルム
富士フイルムXマウントカメラにて、35mm判換算で152mmから609mmまでをカバーできる超望遠ズームレンズです。静かで高速・高精度なオートフォーカスを実現するリニアモーターを採用しており、動きの速い被写体の撮影にも向いています。
| 期間 | 価格 |
| 1泊2日 | 4,200円 |
| 2泊3日 | 7,140円 |
| 3泊4日 | 8,400円 |
| 4泊から1日 | +840円 |
| 11泊から1日 | +420円 |
※ 2026年9月時点の情報です(税込)
※ 2泊3日以上で発送します。3,000円以上でお届け送料無料(一部地域を除く)

望遠撮影にはテレコンバーターという選択肢も
テレコンバーターは、レンズとカメラの間に装着し、焦点距離を伸ばせるアイテムです。望遠レンズを買い足すより安い価格で、焦点距離を1.4倍や2倍に伸ばせるテレコンバーターもあるため、気軽に望遠撮影を楽しめます。
ただし、すべての望遠レンズにテレコンバーターが対応するわけではありません。また、テレコンバーターの装着によって絞り値(F値)が大きくなり、取り込める光の量が減る点にも注意しましょう。
APEX RENTALSでは各メーカーのテレコンバーターも取り扱っています。望遠レンズと併せてご検討ください(以下は一例です)。
望遠レンズの使い方をマスターして撮りたいもの・撮りたい景色を形に残そう

遠くの被写体を大きく写し、ダイナミックな構図で撮影できる望遠レンズは、カメラをさらに楽しみたい方にお勧めのレンズです。どのようなもの・景色を撮影したいのかをふまえて、自分に合ったレンズを選びましょう。
APEX RENTALSでは、望遠レンズや一眼レフカメラ、テレコンバーターなど、さまざまなカメラと周辺機器を取り扱っています。どのような写真が撮れるか実際に使って試してみたい方は、ぜひレンタルをご検討ください。
また大きなレンズを収納できるバッグのレンタルも行っています。サイズは各種ありますので、レンズのレンタルとあわせてどうぞ!























