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1枚撮って確信したキヤノン『RF45mm F1.2 STM』は革命的なコスパ最強レンズだ

Coyote

レンズ=明るさが正義。そんな言葉を昔からよく耳にします。
しかし、F1.2クラスの明るいレンズは高価だし、重そうでなかなか手が出せない……。

なんて常識に風穴を開けたのがこのレンズ、キヤノン RF45mm F1.2 STM
こんなレンズが出るとはまさに驚き。さっそくご紹介していきたいと思います。

包まれたくなるような柔らかいぼけ

現在キヤノンのRFレンズで似たようなスペックのレンズですと、RF50mm F1.2 L USMというレンズがあります。
こちらは上位クラスのLレンズということもあり、最上級の設計がなされている分、お値段は市場価格で30万円を超え、重量が約950gとずっしり重たいレンズとなります。
一方、今回のRF45mm F1.2 STMは市場価格が6万円前後、重量が約346gでとっても軽量。
※価格は執筆当時(2026年1月)の情報となります。

こんなに差があったら性能も悪いのでは? そう思いつつパシャパシャ撮ってみました。

早速開放F1.2で撮ってみました。まずこの1枚でこのレンズはいいレンズだと確信しました。
ぼけの柔らかさと立体的な描写に驚きです。

これは「個性」と捉えたいのですが、RF45mm F1.2 STMは開放F1.2で撮るとオールドレンズのような癖が出てきます。

周辺のぼけが少しうるさく感じることがあったり、逆光ではゴーストやフレアが発生、わずかですがフリンジも出たり、玉ぼけは円形ではなく、口径食によるレモン型になります。

しかし、描写が悪いわけではなく、ピントの合った面はしっかり解像して立体感があり、なにより柔らかいぼけが本当に心地いい。
絞ることでぐっとシャープさを増すあたり、まさに昔ながらのレンズという感じです。

最近のレンズは絞り開放からバキバキに解像して、逆光に強くきれいな玉ぼけが出るモデルも多い中、RF45mm F1.2 STMの描写は最新の描写と懐かしい描写が混じったハイブリットな写りという感じがします。
Lレンズのような優等生ではなくても、この個性は決して悪いものではないと思っています。

なお、口径食についてはF1.6まで絞ればきれいな丸い玉ぼけになります。

45mmという使いやすさ

一般的に50mmこそ標準レンズと言われることが多いですが、実際にはフルサイズセンサー(35mmフィルムサイズ)の対角線の長さである43.3mmがより肉眼に近い画角。という話もあります。

RF45mm F1.2 STMはこの43mmと非常に近い画角の為、普段肉眼で見ている風景をそのまま切り取るのにとてもいい画角に思えます。

街ブラをしながら目に入った景色をパシャリ。
テーブルフォトや食べ歩きなどでも背景をぼかしてきれいに撮れますが、最短撮影距離が45cmということで、手元を撮るのは少しだけ難しいです。

住宅街で撮ったバラ。背景のうるささが気になりましたがぼかしてごまかせるかな?
立体感とバラの色に惹かれました。Canonは赤色の表現が本当にきれいですね。
デジタルは赤色が飽和しやすいですが、品のある赤色をカメラまかせで撮影できました。

AFスピードはもう1歩

最近のミラーレスカメラは電子シャッター搭載の為、開放F1.2での日中撮影も可能です。
その点バシバシ撮れるのがありがたいですが、RF45mm F1.2 STMはAFスピードが今一つではあります。
最近の爆速AFに慣れているとびっくりするくらい遅く感じるかもしれませんが、スナップ撮影でじっくり被写体と対峙して撮る分には困りませんでした。

まとめ

開放F1.2が日中からでもこんなに手軽に撮れるとは。
それだけでこのレンズを使う価値は十分あります。
何よりレンズが軽い。
実はこのレンズ、プラスチックレンズを使用して作られているのです。
それゆえの軽さ、それゆえの描写の柔らかさ、それゆえのお手頃価格。
けれど、決して描写に妥協は感じられません。

高級レンズは何となく扱うのが苦手。という方でも気軽に使えるのがポイントでもあります。
ぜひ明るい単焦点レンズの入門としてレンタルしてみませんか?

【使用機材】
Canon RF45mm F1.2 STM

Canon EOS R8(ボディのみ)

Canon EOS R6 Mark II(ボディのみ)

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記事を書いたひと
Coyote
Coyote
テレビCMの元オフラインエディター。 映像機材のレンタル屋さんとして、映像に関する事はプロであれ!を信条に出来ることは何でも取り組んでます。 PENTAXを愛用して16年。 低シェア故に輝ける周りと被らない個性が大好き!
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