文字サイズ変更文字サイズを小さく文字サイズを標準に文字サイズを大きく

話題のフルサイズデジタル一眼レフを徹底比!EOS 6D vs D600

今月の特集は、キヤノンEOS 6DとニコンD600を、前後編の2回に分けて、その特長などをご紹介いたします。☆後編掲載いたしました☆

前編 キヤノン6D

小さくてもフルサイズデジタル一眼レフカメラ

35mmフルサイズセンサーを搭載した小型・軽量モデルのデジタル一眼レフカメラが、キヤノンとニコンから続けて発売されたのは記憶に新しいですね。
当社においてもレンタルでご好評いただいています。
今月はそれぞれの機種を前後編に分けて、特長やオススメポイントをご紹介いたします。

高感度に強く画質も良好なEOS 6D

まずはじめに、35mmフルサイズセンサーはAPS-Cセンサーよりもひと回り大きいため、高画質・高精細な写真が撮影できます。
また、高感度でもノイズが少ない写真や、背景のぼかし表現に有利といった利点があります。
しかしセンサーが大きい分、ボディも大きくなってしまうのが一般的でした。

そんな中、昨年末にEOS 6Dが発売され、今までのフルサイズ機と違ったその大きさ、重さで我々を驚かせました。

世界最小・最軽量※のフルサイズデジタル一眼レフと謳うだけの事はあり、
本体重量680g、バッテリーとメディアを含んでも755gという驚きの軽さを実現(※2012年11月30日現在)。
同じフルサイズ機である5D Mark3がボディのみで860gなのを考えると、EOS 6Dは「え?本当にフルサイズなの?」と思ってしまいます(もちろんフルサイズです)。

個人的には下から見ると大きさの違いがよく分かると思うのですがいかがでしょうか。
EOS 6DとEOS 5D Mark3の比較

Wi-FiとGPS機能を内蔵

EOS 6Dは、キヤノンデジタル一眼レフでは初の無線LAN機能(Wi-Fi対応)とGPS機能を内蔵し、スマートフォンやパソコンでカメラ操作ができたり、画像をスマートフォンや各種Webサービスへ送信したり、さらにはGPSロガー機能により、旅の軌跡とともに撮影した写真を残せるようになりました。

色々と進化を遂げたEOSですが、さて、肝心の画質はどうでしょうか。
小さくなっても上位機種の5D Mark3と同じ映像エンジンDIGIC5+を搭載。 高画質と豊かな表現力は遜色ありません。
しかも、5D Mark3とISO範囲は同じ(50-102400)ですが、ISO25600以上ではより高感度ノイズがのりにくいと言われています。

念のためフォローを入れますが、5D Mark3は画質もすばらしく、AFや連写性能、ヘッドホン端子が有り動画撮影にも強い、など様々な点で6Dを上回っています。
結局のところ、どちらが良いかは使い方次第になるので、どちらの機種があっているかは熟考する必要がありますね。

そのためにはレンタルを利用して実際に触ってみることもオススメです。どちらもいいカメラですよ。
EOS 6DとEOS 5D Mark3の比較

フルサイズの綺麗な写真が撮れて、なおかつ小型・軽量ボディのEOS 6Dは、とても魅力的なフルサイズデジタル一眼レフと言えます。
その軽さを生かすために、オススメする標準レンズは、公式でレンズキット販売もされている
EF24-70mm F4L IS USM
です。
手ブレを補正機構「ハイブリッドIS」を搭載し、小型ながら高画質な描写を発揮してくれます。
EOS-6D&EF24-70mm F4L IS USM

カメラとレンズのレンタルご利用は以下からどうぞ
EOS 6Dのレンタル
EF24-70mm F4L IS USMのレンタル

▲このページのトップへ

後編 ニコンD600
前回に引き続き、後編ではニコンD600について言及です。

D600はFXフォーマット最小・最軽量

ニコンのD600もキヤノンEOS 6Dと同様に小型・軽量モデルをウリにしています。上位機種であるD800と比較すると、幅5mm、高さ10mm、重量150gの差があり、かなりスッキリとした小さなボディです。
並べてみると、D600が一回り小さいのが判ります。
D600とD800の比較画像

EOS 6DとEOS 5D Mark3の比較
上から見るとD800にそっくりで、ボディ上部と背面カバーにマグネシウム合金を採用し、堅牢性と高耐久性を実現。同じく防塵・防滴仕様となっています。

SDカードダブルスロット

常用感度はISO100〜6400と6Dには劣りますが、上位機種のD4、D800などと同じ画像処理エンジンEXPEED 3を採用。きわめて解像感のある画像が得られます。

記録メディアはSDカード。SDXC UHS-I規格に対応した高速書き込みが可能なところは6Dと同じですが、D600はSDメモリーカードを2枚使用できるダブルスロットを搭載しており、連続記録やバックアップ記録、カード間コピーはもちろん、
別々のSDカードにRAWとJPEGを分けて記録する

といった利用もできて便利です。

なおD600は本機のみで微速度撮影が行えます。
そして撮影後の画像編集機能も充実しており、「アオリ効果」「ミニチュア効果」「魚眼効果」など19種類の編集が可能で、個人的にオススメできるポイントです。

6DとD600を比較

まず有効画素数は、キヤノン6Dが約2020万画素、ニコンD600が約2400万画素。
D600が上ですが、カメラは画素数が全てではありません。その他の大きく違う点をあげてみると、

6Dは内蔵フラッシュが非搭載、D600は搭載
そのため、6Dの方が奥行きが狭く、小型モデルを追求するならD600は少し劣っています。あると便利かもしれない内蔵フラッシュですが、その分D600は重くなっています。

左がD600、右がD800ですが、どちらも内蔵フラッシュのため上部が大きくなってます。
また、6Dでは省略されてしまったヘッドホン出力端子があるため、D600は音声確認が容易です。

仕様の大きな違いとして、光学ファインダーとAFセンサーがあります。
視野率 D600は約100%、6Dは約97%
オートフォーカス(AF)の測距点 D600は39点、6Dは11点
ネット界隈でも指摘されている点ですね・・・。ここをどう受け止めるかが、比較の決め手にもなり得ます。

主立った違いは比較表にしました。

機種名
CANON 6D NIKON D600
有効画素数 2020万画素 2430万画素
大きさ(幅×高さ×奥行)[mm] 141.0×113.0×82.0 144.5×110.5×71.2
質量[g] 680 760
視野率 約97% 約100%
フォーカスエリア(測距点) 11点/1点クロス 39点/9点クロス/7点はf/8対応
シャッタースピード 30 - 1/4000秒 30 - 1/4000秒
測距輝度範囲 -3〜+18EV
(暗いところでピントが合いやすい)
-1〜+19EV
連続撮影速度(コマ/秒) 4.5 5.5
測光方式 2016分割 63分割
撮影モード 25種 13種
常用ISO感度 100-6400
(拡張ISO 50、25600)
100-25,600
(拡張ISO 50、102400)
内蔵フラッシュ なし あり
動画 1920×1080 30p/25p/24p 1920×1080 30p/25p/24p
メディアスロット SDカードダブルスロット SDカード
Wi-Fi 内蔵 オプション
GPS 内蔵 オプション
ヘッドホン出力 なし あり
APS-Cフォーマット専用レンズ DXフォーマットのレンズ利用可能 利用不可

まとめ

Wi-Fi&GPS、より軽いボディ、超高感度撮影、暗所撮影
を重視するならEOS 6D
DXレンズ使用可、連射性能、ファインダー視野率、AFセンサー
を重視するならD600
といったところでしょうか・・・あとはお持ちのレンズ資産と好きなメーカーで・・・

「APS-C用レンズが使える」フルサイズ機という点では、6DよりもD600は、APS-C機を使っていてステップアップをお考えの方には、良い機種なのではないかと思います。

最後にD600をレンタルする際の交換レンズをご紹介。キヤノン編と比べてちょっと大きめですが、
AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRです。
広角から標準域をカバーする使いやすいズームレンズ。手ブレ補正も描写もバッチリです。装着するとこんな感じに。
D600&AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

カメラとレンズのレンタルご利用は以下からどうぞ
D600のレンタル
AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRのレンタル

先月の特集「Windows8 注目の新機能をご紹介」

▲このページのトップへ