10分くらいでできる LiveShell Xを使ったYouTubeライブストリーミング超入門

LiveShellシリーズ最新作がレンタル館に登場

ライブ配信端末 LiveShell シリーズ最新作が、60pによるフルHD配信や、3ストリーム同時配信などを引っさげて登場しました。
さらに次世代動画コーデックH.265※や、本体内(microSDカード)録画機能も搭載。今後も期待できる1台となっています。

今回の特集では LiveShell X のご紹介と、「同時ライブ配信」機能と「録画」機能を使って、「YouTube」「Ustream」「本体録画」の3つの設定で実践してみました。
この中では YouTube を利用するための設定が一番ややこしかったため、その解説に重点を置いてレポートさせていただきます。

LiveShell Xのレンタルはこちら

※H.265は従来のH.264とくらべて圧縮効率が優れたコーデックですが、見る環境がまだ整っていないため、本格的に使われるにはもうちょっと先のようです。

LiveShell X を使うメリットとは

今回は LiveShell X を紹介する記事なので LiveShell X を推す内容になるのは至極当然なわけですが、無料で動画配信ができてしまう時代にわざわざお金を出して機器をレンタルする(買う)理由はなぜでしょうか?
そこで、LiveShell X を使うメリットを考えてみましょう。

ひとつは、やはり画質でしょう。
他の配信サービス、例えば「ツイキャス」なら、スマートフォンがあれば無料アプリで誰でも手軽にライブ配信ができますが、配信時の動画解像度は480/15p?程度だと思われます。
これは貧弱な回線や端末スペックでもライブ配信・視聴が楽しめるような配慮だと思いますが、フルハイビジョンはもとより4K解像度による動画も一般的になってきている現在で、動きがカクカクした動画は、見ていてちょっと残念な感じが否めません。

その点 LiveShell X は1080/60pでライブ配信できます。
1080/60pは、言い換えると「フルハイビジョンでなめらかな動画が配信できる」ということ。
なるべくかんたんにできて画質にもこだわりたい、という方には、数ある配信方法から、あえて無料ではない LiveShell X を選択することも、選択肢としてはアリになるのです。

ちなみに LiveShell の従来モデルは最高画質が720/30pでした。
数字だけ見ても今まで以上に高画質でなめらかな動画配信が可能になった LiveShell X は、順当に進化しているのだと再認識できますね。

実践編

ライブ配信に向けて各種設定をしよう

YouTube ライブストリーミングにて配信を行うには、事前の準備がいくつか必要です。
その1つに Google アカウントの取得が必要ですが、すでに取得済みの方が大多数だと思いますので説明は割愛させていただきます。

そのため事前に用意いただいたきものは、
Googleアカウント、HDMI出力ができるビデオカメラ、対応するHDMIケーブル、有線によるネットワーク&ケーブル
です。

もくじ

クリックで該当箇所へジャンプします。

以下、画像はクリックで別ウインドウ表示できます。

1. YouTube チャンネルの作成

まずはYouTubeを開きクリエイターツールに移動します。
クリエイターツールは画面右上のアイコンをクリックした先に表示されるリンクから移動できます。

※アイコンの見た目は人によって異なります

メニューにある「ライブストリーミング」をクリックしてさっそく配信をしていきたいところですが、チャンネルと言うものを作成しないといけないようです。

YouTube ではチャンネルを通じて番組配信を行っているというイメージで深く考えないでも大丈夫です。
チャンネルにはその他にも動画のアップロードや公開といった設定なども含んでいるようです。

2. YouTube アカウントの確認(認証)

チャンネルを作成すると、先程のメニューに「ダッシュボード」が追加されます。

それでは改めて配信をしてみましょう!

おっと、今度はアカウントの確認が表示されました。

これは、不正な利用をしていません、自分はロボットではなく人間です。
ということを Google に認識してもらうために必要な手順です。

やり方は至ってかんたんで、携帯電話などへ SMS(ショートメッセージ)を受信して認証コードを受け取るか、電話への自動音声にて受け取るかのいずれかの方法で行います。

ここまでの作業が完了すると、ライブストリーミングや動画のアップロードなどが行えるようになります。
メニューより【チャンネル】から【ステータスと機能】を表示すると、ステータスが「有効」となっていることが確認できます。

3. Cerevo アカウントの取得

今回は YouTube のクリエイターツールからではなく Cerevo の Dashboard からの配信となりますので、YouTube 上での作業はひとまず完了です。

続いて Dashboard への作業に移ります。
Dashboard へ移動

左下の「新規登録画面へ」ボタンから会員登録をします。会員登録といってもメールアドレスとパスワードだけなのでかんたんです。

4. Dashboard での操作

続いて本格的に Dashboard で設定を行っていきます。
まずは使用する LiveShell を選択します。今回の場合は右の LiveShell X ですね。

続いて配信するサービスを選択します。
もちろん YouTube Live を選択してください。

続いてアラートが出ますが、すでにライブイベント(ライブストリーミング)は有効にしていますので、単純に Google アカウントを連携させれば大丈夫です。

続いてイベントとストリームを設定します。

タイトル、説明は適当で大丈夫です。
開始時間、終了時間は現在よりも先で設定しましょう。
公開設定は、テスト配信ですから限定にしておきます。

ストリームは以下を参考にしてください。
LiveShell X は 1080p での配信にも対応していますが、3回線同時配信も行うため、予め解像度を下げて設定しています(1回線のみの配信でないと 1080p で配信できません)。
またチャンネル1は出力解像度の変更ができず、入力解像度のまま出力される仕様のようですので、カメラ側でも出力設定を 720p 以下に行っておきましょう。
5.5. チャンネルごとの設定可能項目の違い(外部リンク)

設定が終わると以下のように表示されます。
ここでも複数配信の設定ができるようですが、話を単純にしたいのでこちらは後で行うことにしましょう。
今はOKボタンを押して先へ進みます。

今回は有線LANを使ってインターネット接続を行います。
もちろん無線LANでも利用できますが、その場合はLANケーブルではなく無線LANアダプターをUSB端子へ接続して設定します。
今回は割愛させていただきます。

最後に4桁のPINコードを発行して完了です。
公式も説明書などでくどく言っていますが、記載ある通り手順に従ってください。
 1.LANケーブルを接続
 2.電源ON
の流れは非常に重要です。
うまくいかないな、と思ったら、LANケーブルを抜いた後に LiveShell X の本体を初期化して、上記1から再度行ってみてください。
また、Dashboard にログインしていたら、経験上、登録した機器情報を消去(新規登録しなおし)し、ログアウトも行ってからやり直すと、うまくいくことが多くなります(つまり「4. Dashboard での作業」をすべて初めからやり直し)。

5. 配信開始

うまくいくと初期設定完了の画面が出ます。

かんたんな Dashboard の説明もわかりやすいので、読んでおきましょう。

「すでに番組配信は開始されています。」と表示されるので焦りますが、実際は手動でスタートさせないと始まりませんのでご安心ください。
さて、実際にライブ配信を行ってみましょう。
お手持ちのビデオカメラを HDMI で接続した後、【配信開始】ボタンを押します。

続いて右上にある YouTube Live プレビューをクリックします。

しばらく待つと緑色の YouTube Live配信に変わります。

さらに YouTube Live 配信をクリックすると、YouTube Live 終了という赤色のボタンに変わります。この状態で初めて配信が行われます。

このテストでは、LiveShell X のパネルを映していますが、パネルの左の「0」の上に配信塔のようなものが表示されています。これがライブ配信中という合図です。

なお、YouTube Live 終了の赤色ボタンを押せば文字通り終了になります。一度終了してしまうと再開できません。再配信には新しくイベントを作りなおす必要があります。

応用編

長くなりましたので後日別記事にしたいと思います。
応用編では3ストリーム同時配信やテロップなどを入れた配信を行っていきます。

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12/12 後編掲載しました!

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